2010-08-11 風間喜代三、アガンベン 言語 歴史 哲学 読書 風間喜代三『ことばの生活誌』(1987) Giorgio Agamben, Signatura rerum. Sul metodo. (2008) 風間喜代三『ことばの生活誌』、どうしてこれまでこれを読んでいなかったのか。あの浩瀚なバンヴェニストに挑戦しては挫折していた身には、滅法面白い一冊。哲学的論証に語源学の知識を持ち込むことに対しては懐疑的にならざるをえないにせよ、比較文法の知見の重要性をあらためて印象づけられる。