- Giordano Bruno, De monade, numero et figura. (1591)
- Robert Klein, La forme et l'intelligible. (1970)
ひきつづいてクラインをぱらぱらめくりつつ、ブルーノ『モナド論』から必要な箇所をピックアップ。しかしブルーノは、著作ごとに言い回しが変わることもしばしば。人間も動物も植物も鉱物も同一の実体から成っていて、精神の有無で区別はできないという、きわめてブルーノらしい議論だが、あまりブルーノらしからぬ四大元素やら実体形相やらの話が登場するのは、そうした話に通じた読者層を想定していたからだろうか。